2021/05/22 14:48
こちらで作られるお茶「なっ茶」は、地域独特の製法で作る ”釜炒り茶(このへんでは通称 番茶)” 。
茶粥の文化があることからもわかるように、熊野地方はもともとお茶が生活に根差している地域。
今でも家の庭にお茶の木があり、自家用のお茶を自分たちで栽培し、製茶している人は少なくありません。
”番茶” は、一番茶を釜で炒って揉んで、天日で乾燥させて仕上げにもう一度釜でいるという製法。
緑茶やほうじ茶よりも数倍手間ひまのかかる作り方なんですね。

できたて新茶の試飲もさせて頂きましたが、お茶の上品な渋み、香り豊かさ、そしてほのかな甘みをあわせもつ、あっさり爽やかなお茶に仕上がっています。
今回ティーバッグタイプを入荷しておりますので、お茶を飲む習慣のない方にも、一度お召し上がりいただけるとうれしいです!
※お茶は農薬を使わず栽培。肥料は有機肥料を中心に使用しています。