2020/10/15 11:59

那智勝浦町の山奥にある色川地区は、もともとお茶栽培の盛んなところで、色川茶といえば和歌山でも有名なお茶どころだったそうです。
ほのかな甘みや旨味があり美味しいと評判で「天然玉露」と呼ばれているほど。

というのも、玉露はわざと日光をさえぎって栽培するお茶。
そうすることで渋みが少なく、旨味やコクを感じるお茶に仕上がるのですが、色川は雨が多く曇りがちな地域なので日光が当たらない日が多く、計らずも玉露の栽培方法に似た状態になっているという訳です。

朝晩冷えるようになってきたこの時期、温かいお茶でもいかがでしょう。

お茶は、農薬を使わず栽培しています。